以前にベランダガーデニングについてご紹介しましたが、今回は、忙しい中もっと簡単に植物と親しめる方法についてご紹介したいと思います。
それは、小さなプランターやポットで実践できる「ハーブ栽培」。
自分で育てた新鮮な食材を食べることには、花や観葉植物を美しく維持するガーデニングとはまた違った楽しさがありますよ。
■ ハーブ栽培は楽しみがいっぱい!
たいていのハーブ類は育てやすくて丈夫で、めったなことでは枯れません。2~3日水やりを忘れようが、多少日当たりに問題があろうが、「雑草か?」というくらいぐんぐん伸びてくれます。植物の栽培に慣れていない初心者さんにはもってこい。
「1回の食事に使う分量が少ない」というところも◎。
小さなプランターや植木鉢で野菜を作ると、1度の食事で食べつくしてしまうこともあり、「育てるのに3ヶ月かかったものを一瞬で食べちゃった…」と寂しくなることも。
その点、ハーブは要するに薬味なので、伸びてきた部分をちょっとずつ摘んで使えば、一年中だらだらと収穫を楽しめます。
また、野菜は初心者の作ったものより売りものの方が立派ですが、香りを楽しむハーブは「摘みたてにかなうものなし!」。栽培している意義を感じることができるのです。
■ 育てやすいハーブはなに?
水やりや日当たりにうるさくないこと、害虫がつきにくいこと、肥料をプラスする必要がないことを基準に選んでみました。下記の他にも、バジル、ミント、ローズマリーなどなど、たいていのハーブはとても丈夫。種は発芽までがデリケートなので、苗を買ってきて鉢に植え替えることをおすすめします。

・パセリ…料理への応用範囲が広い「使える」ハーブ。なるべく日当たりのいい場所で、水をたっぷりあげましょう。
私も栽培していますが、こんもりと茂る姿がかわいい。
・大葉(青シソ)…和洋を問わず料理に広く使えて、葉も実も花穂も美味!
虫にも日陰にも強いけれど、水やりはこまめに。
急成長する夏はせっせと食べないと、茂りすぎてプランターが倒れたりします(笑)。
・タイム…乾燥に強い。いくつか種類がありますが、どれも葉がかわいいので、室内に置いて観賞用としても。
肉や魚の臭みを消すさわやかな香りで、カレーに入れてもおいしい。
■ トライするために必要なものと、手順
鉢底石の量や、土の配合比率は、神経質にならなくて大丈夫。ちゃんと育ちます。
・プランターもしくは植木鉢を用意。材質はプラスチックでもテラコッタでも。
・鉢底ネット。土の流出を防ぎます。まず、これを植木鉢に敷きます。
・鉢底石。水はけをよくするための石です。鉢底ネットの上に撒きます。
・腐葉土(ハーブ用の土など)と赤玉土を半々ずつ、広げた新聞紙の上で混ぜ、鉢底石の上からザザーっと流しいれます。
・土の真ん中をくぼませ、ビニールポットからはずした苗を入れ、なじませます。
以上、15分もあれば完了です。
大型の100円ショップなら、鉢底石もネットも腐葉土も赤玉土も、少量ずつパックされたものが揃っています。「まずパセリを1鉢だけ育ててみよう」という場合は、苗の代金(50~150円くらい)以外に500円あれば始められます。
摘みたてのハーブの香りは鮮烈で、驚くほどおいしいものです。水だけで育てられるので、気軽にトライしてみてください。
