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ライフスタイルコラム
部屋の模様替えはカラーコーディネートから
2006.03.10

若崎史織こんにちは!ライフスタイルコラム担当の若崎です。今回は色についてお話ししてみたいと思います。

ちょっとした模様替えでカーテンやじゅうたんを変えてみたり、壁紙を張り替えてみたいと思ったり。そんなときには誰しも、思い浮かべるイメージがあるはずです。

「落ち着いた雰囲気がいい」「未来的で清潔感のある感じ」「ナチュラルなあたたかさがほしい」などなど…。忠実にイメージを実現したいなら、インテリアコーディネーターに相談するのが一番ですが、ちょっとした模様替えなら「節約も兼ねて自分で」という人も多いですよね。

そこで慎重に考えなければならないのが「色」です。


壁紙の色、カーテンの色は、部屋のイメージを決定する重要な要素。「無難な白でいい」といっても、インテリアに使用される白は純粋な白ではありません。ブルーの入った硬質な白、グレーに近い穏やかな白、生成に近いぬくもりのある白…と幅があり、違った印象を与えます。


● 色の属性「色相」「明度」「彩度」
・色相とは、赤、青、黄、といった「色み」のこと
淡いブルーも紺色も、同じ「青」という色みの中の幅になります。色相は、赤や黄…情熱的であたたかい(暖色)、青や青紫…涼しげ(寒色)、など基本イメージを最も強く決定する決定する要素です。色の印象は強烈で、なんと体感温度にも影響が出てくるそうです。

・明度とは「色の明るさ」のこと
淡いブルーと紺色を並べてみると、同じ青でもまったく違う印象を受けますよね。これは、明度が違うからなんです。

明度が高い色は白っぽく「透明感・軽やかさ・カジュアル感」があり、明度の低い色合いは黒っぽく「重量感・重厚感」があります。確かに、淡いベージュのパイン材家具よりも、濃い茶色のチーク材家具の方に重厚感をかんじますよね。

・彩度とは「色のあざやかさ」「色味の強さ」のこと
彩度が高い色は混じりっけのない赤や青(純色)になり、彩度が低い色は色味が薄くグレーがかった色になります(白や黒には色味がないので彩度はありません)。彩度の高い色は「派手、力強い、興奮する」、彩度の低い色は「地味、おだやか、鎮静する」という印象を与えます。

● イメージに即した色選び
同じ色相で室内を統一すると、部屋の雰囲気にまとまりが生まれます。例えば茶系なら、明度の高い生成の壁、ベージュのカーテン、木製の家具なら失敗がありません。

さまざまな色合いをミックスするときは、明度と彩度を統一します。明度の高いパステルトーンの壁とカーテンに、明度・彩度の低い重厚な大型家具を置くのはちぐはぐですよね(彩度の高いものでアクセントをつけるなら小物に取り入れます)。

なので、壁紙やカーテン、じゅうたんを変えるときは、インテリアから逆算するのもいいかもしれません。フローリングの色味の強さは? インテリアの彩度・明度は高め? ステンレスなどのモダン家具が多いか、茶系の木製家具が多いか? などなど。

また、見本を選ぶときには、なるべく大きなものを見せてもらいましょう。面積が大きくなると、彩度が高いものはよりあざやかに、暗い色のものはより重い印象になりがち。小さな見本では「穏やかなブルー」に見えたのに、実際に使用したら「ものすごく青々した部屋」になってしまう可能性もあります。

見た目にすっきりまとめること以上に大切なこともあります。たとえば洗面所やバスルームを明度・彩度の高い青で統一すると「涼しげ、透明感がある、清潔」という印象になりますよね。夏場は快適そうですが、冬はそのアイスブルーが寒々しく、リラックスできないかもしれません。

まずはその場所の目的を第一に考えてみてくださいね。

若崎史織

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