皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの小川千尋です。
4月に公的介護保険が改正されることから、今回は「公的介護保険」の話題を取り上げます。
まず、公的介護保険の概要についてご紹介します。
この保険は40歳以上の全国民が加入して保険料を負担し、高齢者の介護を社会全体で支える制度です。原則65歳以上で要介護状態になると、要介護度の区分に応じた支給額の範囲内で介護サービスが受けられます。利用者は介護サービス料金の1割を負担します。
4月から変わる点は、身体機能を維持する筋力トレーニングなどの介護予防サービスが新たに導入されること。これに伴って要介護度の区分は、現状の6段階(要支援、要介護1~5)から7段階(要支援1・2、要介護1~5)に増えます。
なぜ、このような改正が行われたのでしょうか。
それは、給付費のかさむ利用者が増えないようにして高齢化で膨らむ給付費を抑えるのが狙いです。高齢化は急に止まるものではありませんから、今後も断続的に改正が行われ、皆さんが利用するころにはかなりお寒い内容に変わっていることでしょう。
ですから、要介護状態にならないよう、食生活を初めとした生活習慣に気をつけたり筋トレを行うなどで予防を心掛けるとともに、公的介護保険で不足する介護費用を意識した貯蓄をしておくといいでしょう。
