皆さん、こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの小川千尋です。
今回は、国が元利を保証しているので手堅く貯めたい人に適している個人向け国債をご紹介します。
個人向け国債とは、ネーミング通り、個人向けの国債のこと。半年ごとに金利を見直す10年満期の変動金利型のみでしたが、昨年12月、5年満期の固定金利型が登場して選べるようになりました。ともに、1万円以上1万円単位という手軽な金額で購入できるので手元資金が少ない人でも利用できる点が魅力です。また、中途換金する際は、国が額面で買い取ってくれる点も。
ただし、中途換金には注意してほしいことがあります。原則、10年満期は1年間、5年満期は2年間は換金できないこと。そして、いつ中途換金しても、10年満期は直前の税引き前の利息2回分、5年満期は直前の税引き前の利息4回分が手数料として差し引かれることです。
つまり、購入後の早い時期に換金すると、手数料で元本を割る可能性があるということです。ですから、損しないためにも余裕資金で購入するようにしてくださいね。
さて、10年満期と5年満期、どちらが有利なのでしょう? これは今後の金利の動向次第です。これから金利がどうなっていくかよくわからない状況の今は、変動金利型の10年満期で様子を見るのが得策かもしれません。
